2008年 02月 05日
「サウンドスケープの技法」刷り上がり!! |
この瞬間があるから、本を書くのはいいですねぇ。本日、自著『サウンドスケープの技法-音風景とまちづくり-』(昭和堂)が完成したので、出版社に行ってきました。これまでの執筆プロセスを経て現物を見るのは、大変感慨深いものが。。。(ト、ひとり悦に入っている状況・笑)。何せ、二十年近い私の音活動(おもに、サウンドスケープのフィールドワーク)の紆余曲折の人生道を1冊にまとめたのですから。丁寧につくりあげた結晶のようなものが、まざまざと重みをもって、本という有形物から伝わってくるようです。全体のデザインは、これまで私の本の装丁を献身的に手がけてくださったプリグラフィックスの川端さん。『音ってすごいね』(晃洋書房)の装丁がお好きな方は、きっと気に入られることと思います。下の写真でも分かるように、表紙の一部が円形の穴でくり抜かれていて、そこから背表紙の黄色がひょっこりと顔を出しています。まさに、春色! そして、肝心の中身については、印刷がよい意味で濃く、大変見やすい仕上がりとなっています。ト、デザインのことばっかり書いておりますが、やはり私、本の大切さは、中身と同じくデザインにもあると思います。最初のインパクトは強く、しかも永続的に置いておきたいという、二つの時間軸がしっかり考え抜かれた仕上がりとなりました! 店頭には来週末から並ぶことと思います。本屋という舞台で『サウンドスケープの技法』、是非手にとってご覧ください☆
by masafumikomatsu
| 2008-02-05 22:01